【実体験】うさぎの熱中症対策7選|夏の暑さから守るためにできること

暑い夏、うさぎの体調が心配になりませんか?うさぎは暑さにとても弱く、室温が28℃を超えると熱中症のリスクが高まります。
この記事では、10年以上うさぎと暮らしてきた筆者の実体験をもとに、夏の熱中症対策を7つ厳選してご紹介します。
飼い主さん自身が「できることから始める」ことで、大切なうさぎの命を守りましょう。

【うさぎについて】
- JCRAウサギマスター検定3級を取得済
- うさぎが大好きな1児のパパ
- ミニウサギの飼育経験(2羽)
- ネザーランドドワーフの飼育経験(1羽)
- ホーランドロップの飼育経験(1羽)
- うさぎと過ごした年数は10年以上
エアコンで室温管理を徹底する

もっとも確実な熱中症対策はエアコンの使用です。日中の室温は**25~27℃**を目安に調整しましょう。
設定温度だけでなく、室温計で実際の温度を確認するのがポイントです。
また、サーキュレーターで空気を循環させると冷気がこもらず、電気代の節約にもつながります。
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サーキュレーターは人間にとっても便利なので買うべき!
冷却マットや大理石プレートを活用する

床に敷ける冷却マットや天然石のプレートは、うさぎが自分で涼しい場所を選べるようになるため便利です。
特に大理石や御影石はひんやり感が長持ちし、うさぎも好んで乗る傾向があります。
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陶器のトンネルも冷たくて気持ちが良いのか夏はそこで寝転がってたよ!
保冷剤やクールグッズを工夫して使う

エアコンが使えないときや外出時には、保冷剤や凍らせたペットボトルが有効です。
ただし、直接触れないようにタオルを巻くなどの工夫が必要。うさぎがかじってしまわないように注意しましょう。
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基本的に夏はエアコンの電源は切らないようにしよう
水分補給をしやすくする

夏は脱水症状にも注意が必要です。水は毎日新鮮なものを与え、水入れと給水ボトルの両方を設置して選ばせてあげましょう。
さらに、水分を多く含む野菜(小松菜やサラダ菜など)や、ラビットピューレをおやつとして取り入れるのも効果的です。
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通気性の確保と直射日光の遮断

日差しの強い日は、直射日光を避けるためにカーテンを閉めたり、遮熱シートを使ったりしましょう。
窓を開けての通気には防虫対策も必要です。ケージは風通しの良い場所に置くのが理想ですが、エアコンの風が直接当たらない場所を選びましょう。
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食欲低下時のサポート食を備えておく

夏バテで食欲が落ちたときは、香りが強く嗜好性の高い牧草や補助食で補いましょう。
いつものペレットをふやかして与える、シリンジで与える栄養補助食品も用意しておくと安心です。
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毎日の観察と異変の早期発見

熱中症は、「なんとなく元気がない」などの微妙な変化から始まります。
呼吸が荒い・食欲がない・横たわって動かないなどの症状が見られたら、すぐに涼しい環境に移して動物病院へ連絡を。
日頃からうさぎの様子をよく観察することで、命を守る第一歩になります。
おわりに

うさぎの熱中症対策は、事前の準備と小さな工夫の積み重ねが命を救います。この記事で紹介した7つの対策は、いずれも筆者が実際に試して効果を実感したものばかり。
「まだ大丈夫だろう」は禁物です。今日からできることから始めて、うさぎとの夏を安全に過ごしましょう。

人間もうさぎも快適に夏を過ごせると良いね!
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