うさぎ初心者なら知っておきたい!おすすめ品種5選
ペットとして人気のある「うさぎ」には様々な品種がいます
うさぎをお迎えしたいという初心者の方はどんな品種がいるのか知りたいですよね?
日本ではARBA(アメリカン・ラビット・ブリーダーズ・アソシエーション)1公認の品種に基づいて品種登録されています
ARBA公認の品種は全部で51種類あり、その中から選ぶのは大変だと思います
そこで、この記事では初心者の方におすすめする品種を5種類ピックアップして紹介していきます!
これまでに4羽のうさぎさんと暮らしてきたぴょんたのおすすめを紹介するよ!
【うさぎについて】
- JCRAウサギマスター検定3級を取得済
- うさぎが大好きな1児のパパ
- ミニウサギの飼育経験(2羽)
- ネザーランドドワーフの飼育経験(1羽)
- ホーランドロップの飼育経験(1羽)
- うさぎと過ごした年数は10年以上
この記事を読んで、自分に合ったうさぎさんを見つけてみて下さい!
また、動物好きな人は電気代を払うだけで、動物福祉団体に寄付できるオススメの電力サービス「どうぶつでんき」についての下記記事も是非読んでみてください。
ホーランドロップ
まずおすすめするのは「ホーランドロップ」という名の品種です
詳しく解説していきます
ホーランドロップの特徴
ホーランドロップの大きな特徴といえば垂れた耳です
体の大きさはロップイヤー系2の中では比較的小さめで、体長30~35cmほどです
性格は人懐っこいので、撫でたりすると喜んで甘えるような性格です
一緒に暮らしていたホーランドロップの「もみじ」も人懐っこくて撫でられるのが大好きな子でした!性格的にも初心者は飼いやすくおすすめです!
ホーランドロップの飼育ポイント
ホーランドロップを飼育する上で一番注意すべき点は、中耳炎3などの耳の病気に気を付けることです
垂れ耳であることから、耳に湿気がたまりやすく細菌が繁殖しやすいので中耳炎などの病気になりやすいので耳に異常がある場合はすぐに動物病院で診察を受ける必要があります
性格では初心者におすすめだけど、耳の病気に関しては気を付ける必要があるよ!
ホーランドロップの魅力
ホーランドロップの魅力といえばやっぱり垂れた耳です!
その広い額は思わず撫でたくなる可愛さです!
人懐っこい性格も魅力的で、甘えられたい人にはおすすめです
ただし、うさぎの性格は個体によっても変わるため、全てのホーランドロップが懐くわけではありません
垂れ耳は癖になる可愛さ…!!
ネザーランドドワーフ
続いて紹介するのは「ネザーランドドワーフ」という名の品種です
詳しく解説していきます
ネザーランドドワーフの特徴
ネザーランドドワーフの特徴としては、小さい体と小さい耳そして丸いフォルムです
体の大きさはホーランドロップと比べると更に小さく、平均的な体長が26cmほどです
性格は警戒心が強く、慣れるのに時間がかかりますが、慣れると甘えてくるような一面もあります
一緒に暮らしていた「コマさん」は里親サイト経由でお迎えしたので血統書はありませんが、見た目から恐らくネザーランドドワーフだったと思います
そんな「コマさん」はすごく甘えん坊でした!
最初は警戒心があり、懐くのに少し時間がかかりますが慣れてしまえば甘えん坊な性格なので初心者にもおすすめです!
ネザーランドドワーフの飼育ポイント
警戒心が強いので、迎えて数日はあまり構わずに慣れるまでは控え目に接する必要があります
ネザーランドドワーフはホーランドロップのように特別耳の病気に気を付けるのようなことはありませんが、一般的にうさぎがなりやすい病気(うっ滞4や不正咬合5)には気を付ける必要があります
徐々に警戒心を解いてあげよう!
ネザーランドドワーフの魅力
ネザーランドドワーフの魅力といえば、全体的に丸くて小さいところです!
特に耳は他のうさぎに比べても小さめでぬいぐるみのような可愛さがあります
うさぎの品種の中でも1番人気だといえるのではないでしょうか
警戒心が強く、懐きにくいイメージもありますが、愛情を注いでいれば懐いてくれるので初心者でも飼いやすいうさぎだと思います
ピーターラビットのモデルと言われることが多いけど、実際はアナウサギがモデルらしいよ!
ミニウサギ
続いて紹介するのは「ミニウサギ」です
詳しく解説していきます
ミニウサギの特徴
ミニウサギは正確には品種ではなく、雑種の中でも体が小さい個体の総称になります
おすすめの品種じゃないんか!?って思った方…ごめんなさいw
品種ではありませんが、人気なうさぎでもあるので紹介させてください!
特徴としては、雑種ということから豊富なカラーで珍しい模様の子もたくさんいます
また、ミニウサギという名前ですが、ホーランドロップやネザーランドドワーフより大きくなることが多く、体長は26~40cmほどの範囲で個体によって変わってきます
性格は、神経質な子もいれば、甘えん坊や好奇心旺盛の子など様々な性格がいます
ミニウサギの飼育ポイント
ミニウサギを飼育する上で一番注意すべき点は、性格が様々のため、その子の性格に合った接し方をすることです
神経質だったり、縄張り意識が高かったりすると過度なスキンシップはストレスの原因にもなってしまうので慣れるまでは接触は控え目にしてゆっくりと時間をかけてコミュニケーションを図るのがおすすめです
病気についてはネザーランドドワーフの説明でもあるように一般的にうさぎがなりやすい病気には気を付ける必要があります
小学校とかで飼われていたうさぎは大体がミニウサギだね!
ミニウサギの魅力
ミニウサギの魅力は唯一無二の個性です!
個性的なカラーや毛が長かったり、短かったり、片方だけ垂れ耳だったりと様々な個性を持っているのは魅力的です
性格も様々なので、一緒に暮らさないとわからないので難しい面もありますが、それも魅力の一つといえます
昔、一緒に暮らしていた「ごましお」や「ぴょん太」もミニウサギでしたが、それぞれが個性豊かな魅力的なうさちゃんでした!
唯一無二の珍しいうさぎに出会えるかも!?
ミニレッキス
続いて紹介するのは「ミニレッキス」という名の品種です
ミニレッキスとは実際に暮らしたことはないので、調べた内容と「うさフェスタ6」で実際に触った感覚を元にまとめました
では、詳しく解説していきます
ミニレッキスの特徴
ミニレッキスの大きな特徴といえば短毛で、触り心地の良い毛並みです
まるでビロードのような触り心地といわれており、実際に触ったことがあるのですがその感触は本当に上質なビロード生地を撫でているかのような触り心地でした!
体の大きさは体長35cmほどです
性格は穏やかで甘えん坊で、よく人に慣れてくれる性格で、初心者は飼いやすくおすすめです!
あの触り心地は忘れられない…!!
ミニレッキスの飼育ポイント
ミニレッキスを飼育する上で一番注意すべき点は、ソアホック7などの足の病気に気を付けることです
短毛であることから、足の裏の毛も短く、ソアホックになりやすいのでケージの中の床材を足に負担のかからないようなものを選ぶ必要があります
ミニレッキスの魅力
ミニレッキスの魅力といえばやっぱり触り心地の良い毛並みです!
一度体験したら忘れられないほど気持ちの良い触り心地です!
性格も穏やかで甘えん坊であるため、初心者にはおすすめです
僕も次にご縁があるのならばミニレッキスと暮らしてみたいです…!
うさぎは撫でられるのが好きな子が多いからミニレッキスと暮らせばウィンウィンの関係になれるかも!?
ライオンラビット
続いて紹介するのは「ライオンラビット」という名の品種です
ライオンラビットとは実際に暮らしたことはないので、調べた内容とうさぎ専門店で実際に見た所感を元にまとめました
では、詳しく解説していきます
ライオンラビットの特徴
ライオンラビットの大きな特徴といえば、その名前の通りライオンのたてがみのような飾り毛と短い耳です
小さなライオンのようでとても可愛い見た目をしてます!寝ぐせがあるようにも見えるので憎めない見た目をしております
じつはライオンラビットはARBAには登録されていないのですが、ライオンラビットの原種祖先であるライオンヘッドという品種が代わりに登録されています
日本ではライオンヘッドの入手は難しく、その特徴を受け継いでいるライオンラビットが流通しています
体の大きさは体長25~30cmほどです
性格は社交的で人に懐きやすい性格で、初心者は飼いやすくおすすめです!
ライオンラビットの飼育ポイント
ライオンラビットを飼育する上で一番注意すべき点は、毛球症8などの病気に気を付けることです
長毛種であることから、他のうさぎに比べて毛球症になりやすいので定期的にブラッシングをしてあげる必要があります
毛球症に関しては全てのうさぎがなりやすい病気なのでブラッシングはしてあげてね!
ライオンラビットの魅力
ライオンラビットの魅力といえばやっぱりライオンのような見た目です!
小さなライオンのようで、ライオン好きにはたまらないですね!
性格も社交的で人に懐きやすいため、初心者にはおすすめです
愛らしい見た目がとても可愛くて、いつか一緒に暮らしてみたいです…!
毛が長いから髭の生えたおじいちゃんにも見えて可愛い!!
まとめ
今回は筆者ぴょんたの初心者の方におすすめの品種5選として記事を書きましたがいかがでしたでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです
おすすめ品種まとめ
簡単にまとめます
- ホーランドロップ
- ネザーランドドワーフ
- ミニウサギ
- ミニレッキス
- ライオンラビット
それぞれの特徴です
うさぎを飼うことは決して楽なことではないので、しっかりと責任を持って一緒に暮らしていけるという方は是非、自分に合ったうさぎをお迎えしてください!
今後もうさぎをお迎えしたい初心者に向けた記事を更新していくのでお楽しみに!!
- ARBA(アメリカン・ラビット・ブリーダーズ・アソシエーション)とは日本でも基準としているアメリカのうさぎブリーダー協会のこと ↩︎
- ロップイヤーとは耳が垂れたうさぎの総称のこと ↩︎
- 中耳炎とは細菌などにより、中耳に炎症が起こる病気のこと ↩︎
- うっ滞とは胃の運動が低下することによって、消化管の運動が止まってしまうこと ↩︎
- 不正咬合とは歯が伸びすぎて嚙み合わせ異常になった状態のこと ↩︎
- うさフェスタとはうさぎ専門店である「うさぎのしっぽ」(有限会社オーグ)が運営する日本最大のうさぎのイベントのこと ↩︎
- ソアホックとは足の裏の毛が抜けて皮膚が炎症を起こしてしまう病気のこと ↩︎
- 毛球症とはお腹に溜まった毛が上手く排出されず、うっ滞を引き起こす病気のこと ↩︎